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EVE祭2

さて。前回はちょっと真面目にテンプレートっぽく書いたのですが。
今回は私が(ちゃんと仕事はしつつも! 仕事の合間に!!)回って、特に印象に残ったサークル・出し物についてブログを書きたいと思います。
あくまで個人主観です。
みなさんが回って楽しかったサークルもあればぜひ教えてください。
来年の参考にします(´`**
  
  
・ヒーローショー同好会(ステージ・テント出店)
前から大注目のサークル。(実は新歓時期に説明は聞きにいったり、Twitterフォローしてたりしてる。)
タナレンジャーとして、DDO(Dosisha Darkside Organization)という同志社内の過激派連中と戦っている。
京都各地のイベントでヒーローショーなどを行っている。

テント出品ではパンケーキを販売。甘くておいしい! 購入時、運よくタナレンジャーに遭遇できれば、一緒に写真を撮ることも可能である。ヒーローショーではセンスあふれる展開で、思わず笑った。細かく聞きたい人はぜひ私に言っていただければ。特にラストはもう・・・・・・。


 同志社ミステリ研究会
古本市を行っています。部誌も売ってます。今年は桜庭一樹講演会の文字起こしも収録していました。
文芸同好会でも、休憩から帰ってくるサークル員がみんながみんなミス研の袋下げてきてて笑いました。
漫画のまとめ買いをする先輩も。

・文学研究会
古本市や部誌の販売。古本は一冊百円なので、何度も訪れて掘り出し物を探すのも吉。
怪しいお面を売っている。
文芸同好会にも遊びに来てくれました!!!


 ・FBI(教室出店)
同じ階で、勧誘を目にする方も多かったのでは。
四回生の草場さんも入っています。
自作映画の公開を主としていますが、部員たちの仮装も見ものでした。
私は「Here I Am」という映画を見たんですが、教室出た後もがたがた震えてました。こわいこわいこわい


 ・VOCALOID研究会Arpeggio(教室出店)
今年四年目のサークルらしいです。自作曲などのCDを無料で配布していました(太っ腹!)
会長さんも気さくでとても話しやすい方です。
部員が田辺に多いらしいですが、このEVE祭で今出川勢もどっと増えるのではないかと思います。
私もちょっと入部したい。


・クラマ画会(教室出店)
毎度おなじみ(らしい。)のお化け屋敷です。
去年まで驚くことに高校生だった私からすると、文化祭といえばお化け屋敷なイメージですが、
今年のEVE祭ではお化け屋敷はここだけだったように思います。
一〇年前謎の虐殺事件が起きた”鞍馬研究所”に入り、ちりばめられたヒントを元にその謎を解くというストーリー。
だけどもうそんな謎解いてる心の余裕とかないですもう逃げるので精いっぱいでした。
入場前以上の情報は手に入れられませんでした。

・クローバー会(テント出店)
ポテトもちがとにかくおいしい。ポテトとチーズの相性は最高。

・同志社アイマス研究会(教室出店)
アニメ、THE IDOLM@STERが見られる!

・大成寮おかまバー(教室出店)
言わずもがな。ちなみにおかま達は、三日間全ての時間シフトが組まれているため、EVE祭を回ることができないらしい。
練習曲は6曲で、その中から毎回ランダムで毎回2曲のダンスが披露される。
踊っている間、ずっと目が合う。
ちなみに写真はメニュー。正式名称で言わないとだめらしい。
 
 

  
 
 
 EVE祭楽しかったです!!!!!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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EVE祭

こんにちは! 大幅に更新が遅れてすみません。ものすごく寝てました。
一回生の柴田です。
EVE祭が終わりましたね!
同志社文芸同好会は、K44でブックカフェを行っていました。

 

連日多くのお客さんに訪れて頂き、ありがとうございました!

「この本、読んだことある!」
「この作家好きだけど、こんな本出してたなんて知らなかった」

いろんな人と本の話ができて楽しかったです(´`**
『イリアの空、UFOの夏』(秋月瑞人)を高校時代に読んだという方。
『夜のくもざる』(村上春樹)を手に、村上春樹が好きだと話す方、苦手だと話す方。
『有頂天家族』(森見登美彦)を見ながら好きなアニメについて語ってくださった方。
『職業としての政治、職業としての学問』(M・ウェーバー)を見て、こんなのを読む人がいるのか! と感心していた方。
ご高齢の方に、「この『忍者スレイヤーズ』とは何だね」と聞かれたときはちょっと言葉に困りました・・・・・・。

とにかく楽しかったです。

部員の本棚を見て、興味を持った本もありました。
特に私が驚いたのは、『ブライト・ライツ・ビックシティ』(ジェイ・マキナニー 訳:高橋源一郎)
高橋源一郎って訳もやってたんだ・・・・・・!
サークル内でも、よくレイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ(長いお別れ)』を村上春樹訳で読むか、清水俊二訳で読むかという話が出ますが、
それほど訳者の影響というのは大きいのだと思います。
高橋源一郎がどんな訳をするのか気になります。


部誌『紫』や、女子合同誌を手にとってくださる方も多く、おっかなびっくり増刷をかけることもできました。
いろんな方に読んで貰えるといいなぁと思います。
もし感想などありましたら、
dousisyabd@gmail.com
までお気軽にどうぞ!


それではまた!



EVE祭!

明日はとうとうEVE祭ですね。
文芸同好会は弘風館の4階44教室ブックカフェをします!

まぁ、休憩所ですね。
ただし普通のイスがあって机がある休憩所じゃないですよ!

サークル員みんなで選んだ本が置いてあるんです!
しかも書評付きの本もあります。
これを機に気になった本はぜひ読んでみてくださいね(〇ω〇)

置く本を何冊か紹介します。
 
 ・『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン
    
    固そう! 難しそう! SFって読みづらいイメージ持ってる人多いですよね。私もです。
    書評によると、サイバーパンクの原型らしいです。さらに怖そう。パンクってなによ。
    でも、退廃した近未来の都市群? ちょっとかっこよさそうですね。
    舞台は千葉やイスタンブール、果ては宇宙らしいです。 
    千葉!!!????
    これは読むしかありませんね。退廃した近未来の千葉がどう描かれているのでしょうか……。


 ・『自由の牢獄』ミヒャエル・エンデ
    
         短編集です。エンデというと綺麗な幻想系というイメージがありますが、これもその類のようです。
    これに関してにわかな私が何を言っても仕方ないです。
    選者のN嶋さんの書評をそのまま引用させてもらいます。   
" しかし、僕は夢の物語が好きです。

つらさや痛みであふれている現代を生き抜いていくには、現実以外の拠り所を見つける必要がります。どうやって現実と折り合いをつけていくのか、それが重要なポイントです。その武器として、虚構や神秘が必要だと思います。 "

 ・『やわらかなレタス』江國香織
     「食べ物」にまつわるエッセイ集です。
     うどんやところてんから、桃とバジルとカペリーニ(なんじゃそら)まで。 
          EVE祭でも食べ物の屋台はたくさん出ると思います。
     焼きそば、たこ焼き、揚げポテト……。
     荒れた胃を、ちょっと一休みさせてあげませんか?   




本のほかにも、部誌やしおりを配布しています!
 
 ・『紫』八号……100円
  
言わずもがな、部員の総結集です。表紙から特集、もちろん小説まで全力です。 
    特集は今年の芥川賞作家、藤野可織のレビューと年表です。また読書会も収録しています。
 
 『紫』六号
    バックナンバーです。

 
          
 ・女子合同誌……100円   
  新入生女子で出しました。作品テーマは「男の子」
    一目見ればわかる。これは、かわいい。
        中身はSFから純文学っぽいのまで。あとはまぁ、いろいろ。
     
 ・四回生合同誌

    まさかの大容量。
    過去の『紫』を振り返ったり、お勧めの本五〇選について会議したり。
    四回生の小説も載っています。
    短歌、エッセイ、戯曲まで。本当に幅広いジャンル。

 

ぜひ弘風館44教室文芸同好会ブックカフェに遊びに来てくださいね!

    

 


「まったく、これは」

去る16日、R・カーヴァーの『大聖堂』の読書会を執り行いました。
 

『大聖堂』が大変有名な作品であることは今さら言うことではありませんが、短い中に必要なモノ全てを詰め込んだ素晴らしい短編であったと思います。

さて、この短編のクライマックスは偏見の塊だった男が、家に訪れた盲人と一緒に大聖堂の絵を描き、これまでまったく知らなかった世界に足を踏み入れるという場面です。
男は、自分の口では上手く説明できなかった大聖堂を、手と手を重ねてぎこちなく描いていくうちに、二人の世界が交錯するような、大いなるものを垣間見るような、それこそこの場では到底説明できない神秘的な何かに触れ、「まったく、これは」とだけ呟くのです。
今回の読書会ではもはや一体化であるとも言われたこの現象が指し示したものは何だったのでしょうか。
ラストに至るまでの流れで、男は盲人に対する反感に近い感情を繰り返し発露させます。しかし、いざ大聖堂を描くくだりでは、そのような気持ちは描写されなくなっていきます。ある意味で二人の心は通じ合ったのです。強烈な形で。

コミュニケーション能力という亡霊のような言葉が叫ばれている昨今、『あなた』と『わたし』が意識の疎通を行うことはこれまで以上に重視されています。そして同時に『コミュ障』『アスペ』と言われるような、相手との相互理解がままならない人間はより生きづらい時代になっていると私は感じます。(恋人、友達が作れない人間もこの『コミュ障』の中に組み込まれているような気がします)

そんな時代の中で『ふとした瞬間に、まるで理解できなかった相手と突如一体化する経験を味わう』というこの短編はどこか怪しい魅力を湛えているように見えます。
あなた』が『わたし』に、『わたし』が『あなた』になることは究極の理解であるだと私は考えています(なにせ自分のことのように相手のことが分かるのですから!)
客体というものが消えてしまう以上、理解と一体化は似て非なるものなのだとしても、人と付き合うことにどうしょうもなく疲れてしまう私にとって、それは、とても、魅力的なのです。

11/13 批評会

一回生の柴田です。
今日は同志社大学でマグロの解体ショーが行われていましたね。
観たかったです。
観たかったです。
解体した後のマグロは料理されて振る舞われたとか。(有料)

…(´□`)


はい。13日は批評会でした。
全作品の総字数が七万字という、大変な批評会でしたね。過去最高だと思います。

扱った作品は
・魔法少女立花
・Cybird
・ナンセンスなヤツ
・かえる
・サンジェルマンの少女

以上の五つです。

魔法少女立花は夏前に上がっていた一章の続きです。作者は言わずもがな。
楽しみにしていた方も多かったと思います。

Cybirdは『ニューロマンサー』に影響を受けたらしく、サイバーパンクものです。
ルビとSF用語のオンパレードでしたね。
未完なので続きが気になるところです。

ナンセンスなやつ、はCybirdと同じく会長さんの作品です。ガールミーツガールがこれからどんな展開になるのか楽しみですね。
批評会で出た意見ですが、レズDVって新しいですね……。

かえる。批評会が終わったあと、ちょっと泣きそうでした。

サンジェルマンの少女、四万字超えの大作です。大器晩成という言葉がぴったりの傑作です。
持前のプロットの巧みさ、セリフのセンス、伏線にさらに磨きがかかっています。
サンジェルマンの少女を収録した同人誌、「半可通信」。100円で販売中です。



批評会のホワイトボードは、skydriveから見られますよ!

それではまた。

次の活動は16日の読書会。課題小説は「大聖堂」(R・カーヴァー)ですよ!