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ブログ、はじめました

はじめまして、文芸同好会会長です。記念すべき最初の記事を書かせていただきます。

このサークルの概要だとか活動だとか、そういうものはサイトの中に書いてあるので、ここではサークルの方向性のことでも話そうかな、と思います。

うちは結構『ゆるい』サークルで、わりと飲み会だとか雑談だとか、文学とはあんまり関係のなさそうな活動もしています。もちろん、ちゃんと『それらしい』こともやっているんですが。

創作というものは人生経験の豊かさがどうこう言われがちですが、実は意外と作者の頭の中で組み立てられるもので、その気になれば誰とも関わらず、一歩も外に出ないでも、何を作り出すことが出来ます。嵐が丘の作者エミリー・ブロンテはロクに社会と関わることなく人生の大半を閉じこもってすごしましたが、ヒースクリフという魅力的な人物を作り上げました。(もちろん他の人から感想をもらったり相談することも役立つのですが)

とはいえ、私たちは(少なくとも私は)エミリー・ブロンテのような傑物ではなく単なる凡人なので、他人と触れ合わないことにはどうにも創作することが出来ません。他人と接するという事は、つまり異なる価値観に触れるという事で、これはとても大事なことです。ある人にとって大切なものは別の誰かにとってはゴミ同然のものに過ぎないものかもしれない――そういう違いを描写することが、小説の要素なのですから。

だから、私たちは飲み会でどんどん自分の視野を広げて己の小説の肥やしにしているわけですね。みなさんも小説が書きたいなら積極的に他人と遊んだらいいと思います。
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